AmazonがMGM買収を完了

AmazonがMGM買収を完了

2022年3月17日のGATEWORLD記事によると、以前から進行していたAmazonによるMGM買収が完了したとのことです。これで、Amazonがスターゲイトフランチャイズを取得したことになり、シリーズ作品のAmazonプライムビデオへの追加や新作の制作に弾みがつく可能性があります。

両社が2021年5月に84億5000万ドルの買収を発表して以来、その動向が注目されてきました。MGMは4,000本以上の映画と17,000本以上のテレビ番組を保有しており、最初の段階としてはプライム・ビデオのサービス強化が想定できます。またMGMの番組と制作資源を活用して、新しい映画やテレビシリーズのプロジェクトを生み出すことも期待されています。

MGM の最高執行責任者クリス・ブレアトンは、「MGM とその象徴的なブランド、伝説的な映画やテレビシリーズ、そして我々の素晴らしいチームとクリエイティブ・パートナーが Prime Video ファミリーに参加することを嬉しく思っています」と声明で述べています。「MGM は、過去 100 年間に最も有名で高い評価を得た映画やテレビシリーズの制作を担ってきました。私たちはこの伝統を引き継いで次の章へ向かい、Prime VideoとAmazon Studiosの素晴らしいチームと協力して、今後何年にもわたって視聴者に最高のエンターテインメントを提供していきたいと考えています。」

また、記事を書いているDARRENは

「Amazonが実際にコンテンツを所有している今、『スターゲイト』はより恒久的な──そして世界的な──ストリーミングの本拠地を見つけることになりそうだ。」と述べています。また「スターゲイトは、MGMのフランチャイズの中でも新しいコンテンツに真っ先にゴーサインを出すのに適している。活発なファン層と新番組を支援する継続的なキャンペーンとは別に、共同クリエーターのブラッド・ライトが2020年にMGMのために書かれたパイロット版の脚本をすでに用意して待機しているのである。」とも述べています。

スタートレックは、2005年「STARTREK ENTERPRISE」の終了後12年の歳月を経て「STARTREK Discovery」で再起を果たしました。既に放送中の「STARTREK Picard」「Star Trek: Lower Decks」「Star Trek: Prodigy」に加えて、「Star Trek: Strange New Worlds」が放送待機中。さらには「Section 31(原題)」「Star Trek: Starfleet Academy(原題)」の制作が進行中と、そのユニバースの拡大を続けています。

ここまで行かなくても、スターゲイトはポテンシャルを秘めているフランチャイズです。まずは新作。そして、途中で終わってしまったアトランティスやユニバースのフォローをするようなミニシリーズなど、可能性は無限大のように思います。期待して待ちましょう。

本日、アマゾンとメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社は、小売大手がハリウッドの歴史的スタジオを買収する計画が、発表から10ヶ月弱で正式に完了したことを発表しました。この合併は、米国と欧州連合の反トラスト当局による規制当局の承認という遅い列車の中にありましたが、今週、最後のハードルをクリアしたようです・・・少なくとも当分の間ですが。

GATEWORLD

アマゾンが約1兆円でMGMの買収を完了、「007」「ロッキー」「ロボコップ」などがプライム・ビデオで配信予定

TechCrunch JAPAM
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