UNIVERSE 02 Air Part2

UNIVERSE 02 Air Part2

動ける者で、船内の探索を始める。船は古くて、損傷もあるかもしれない。

(c)MGM

ラッシュは、荷物を持ってひと気のないところへ移動する。中身は、エンシェントの遠距離通信装置だ。地球では、リー博士が同じ装置のそばにいる。

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探索隊からラッシュに連絡が入るが、ラッシュは不在。イーライが代わりに応答する。隔壁扉があって開かない。イーライが見ているモニターで、隔壁の場所がわかった。赤く点滅している。扉が開くと気密が保たれておらず、空気が流出している。危険な区域を意味するようだ。急いで扉を閉じる。

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ラッシュが戻り、ゲイトルームに人を集める。エンシェントの遠距離通信装置について説明をし、既に地球へ連絡をしたとも伝える。救援隊は来ない。このゲイトに接続する手段は、先だっての攻撃で失われ孤立した。オニール将軍に状況を説明し、彼はラッシュに委ねたという。まずはこの船を修理するため、全員の協力が必要だ。上院議員は自分が直接将軍と話すと言い出すが、怪我の具合が悪く倒れてしまう。場が騒然とし、IOA代表のカミール・レイはラッシュの指示は受けないと反発する。その場を収めるため、スコット中尉が声を上げる。ヤング大佐から正式に指揮権を移譲されていること。SG隊員は全員がその指揮に従う。ラッシュ博士とは一緒に仕事をし、全員がこの場にいる必要はないと伝え別室への移動を促す。

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ヤング大佐が目を覚ますが、起き上がるにはまだ早い。TJが現状を説明する。ヤング大佐は、ラッシュに会いたいとTJに伝えさせる。

イーライは、空中を飛ぶカメラを操作できる装置を見つける。これは船の損傷部を確認するのに使えそうだ。

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まずは、空気漏れを止めなくてはならない。それができれば、CO2濃度が上がって死ぬ前に1日、2日の時間を稼ぐことができる。中尉は、この問題が解決する前に地球へ帰ることになるから問題ないと言う。ラッシュは「それは戦況が不利でも最善を尽くせと言っているのと同じだ」と言い、続けて「私が試さないとでも思っているのか」と口にする。

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探索隊が、隔壁の閉じていない損傷箇所を見つけた。シールドでかろうじて気密を保っている。

ヤング大佐が回復傾向にある。TJは、問題が2つあり、1つは船から空気が漏れていること。それが修復されたとしても生命維持装置の寿命は尽きていて、あと1日でCO2が致死量に達する。扉が閉じなければ、猶予は1時間強しかない。

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誰かを犠牲にしてでも、扉を閉めて時間を作らなければならない。状況をヤング大佐に報告すると、私がやるという。誰かに犠牲になるよう頼み込むものじゃないと。そうしていると、アームストロング上院議員がいないと娘クロエが言いにきた。上院議員は銃を持って、扉を閉める処置をしている場所に現れた。「長く持ちそうにない、どうすれば良いか教えろ」と言う。彼は、自らを犠牲にして扉を閉めた…。

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激昂してラッシュに当たるクロエ。ラッシュは、クロエに穏やかに語りかける。

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お悔やみを言い、誰も彼に強要していないし、自分の過失でもない。この船は初期のスターゲイトを知る上でとても重要で、イカロス計画はお父さんが最も期待したものだった。計画のため、彼は自らの経歴をも危険に晒して支援してくれた。

基地が攻撃されて、何人かが亡くなった。自分のよく知る人たちで、全員が人として貴重な存在だった。その誰もが無駄な人生を送っていなかったことを証明するため、できることをする。そのチャンスをくれと。

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ヤング大佐は、カミールにアームストロング上院議員を失ったことを伝えた。地球にダイヤルするために取り組んでいるとも伝え、このことをカミールがみんなに伝えるように頼む。

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クロエは、父が死んだことをいまだに信じられない。スコット中尉は、彼のことを教えてくれという。彼のおかげで生き延びられた。もう少し知りたいと。クロエは話し始める。

イーライは、人が死んだことが気にならないのかとラッシュに尋ねる。気になるのと同じくらい、できるだけ急いで調べると答える。生命維持装置の問題解決のため。全力を尽くすと。

「ディスティニー」この船の名前だという。エンシェントは乗っていない無人船だった。銀河から遠く離れた時に、ゲイトで乗り込む予定だったのだろう。その前に、高みの存在となった。

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ヤング大佐は、地球へのダイヤルを指示する。ラッシュ博士は、知っていて教えなかったのだろうと言う。ダイヤルを開始すると、ラッシュの見ていた端末で警告が鳴る。ゲイトルームへ走るラッシュとイーライ。貴重なエネルギーの浪費であり、この船に直接地球にダイヤルする能力はないと伝える。すると、超高速航行(FTL)から船が出た。

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ラッシュは、船がゲイトを見つけたという。エンシェントは、この船の前にも何隻かの無人船を出航させている。データ・資源の収集、ゲイトを製造し生存可能な惑星にゲイトを設置するプログラムがされていた。全ての情報はこの船に蓄積されて、コース設定に役立てられた。この船が乗員の危機を把握し、必要な資源がある星へのゲイトを開いたと考えられる。この船は自動操縦で飛んでいる。必要なものは、ワームホールの向こう側にある。カウントダウンと見られる表示がある。半日ほどでゼロカウントとなる。その後、FTLに戻ると思われる。

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探査チームを組む。イーライも名乗りをあげ、ラッシュも行くという。長期生存が可能かも判断しなければならない。指揮はスコット中尉がとる。ヤング大佐は、スコット中尉に「ラッシュに注意しろ」と託す。

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